チカラの技術

電子工作やプログラミング

50fpsの動画再生をアップしました

こんにちわ。

前回の日記で60fpsの再生が出来るようになりましたが、
無圧縮の動画サイズで60fpsを再生するとSDカードの4Gbyteを使いきってしまい
動画の再生時間が4分17秒が限界になってしまいます。

今、60fps再生の為の適した動画は探しているところです。

今回は50fpsで再生した動画を見て頂ければと思います。


○動画UPしたよ



再生させて頂いた動画はささくれPさんのタイガーランペイジです。
山月記をテーマにした動画で、自分がUPした動画でこの曲を再生するのはこれで3回目になりますw
素晴らしい音楽とMV。

実は50fpsに落としてもSDカードの容量が一杯になってしまい最後の数秒は描画できませんでした。
申し訳ないです。
なお、ソースの動画のフレームレートは30fpsです。
60fpsの動画は意外に少数派なのです・・・


○液晶について


1・画質
液晶を撮影していつも思うのは、本来の画質を撮影できないという事です。
実際はもっと綺麗で色鮮やかなので興味を持った人は自作して肉眼で見てもらえると嬉しいです。

この解像度の液晶になってくると表示がかなり高精細です。
youtubeで全画面にして見てもドットがほとんど分かりません。
自分でもハメコミみたいに見えてしまいますが、ちゃんと再生した液晶画面ですw

無圧縮ゆえマイコンのリソース大部分とデータ量を必要としますが
画質はマイコンで再生した動画の中 (狭w) でもかなりいい部類だと思います。

2.コントローラ無し液晶を使う利点
最近はVRAMを内臓したコントローラICのついた液晶が主流ですが
コントローラの無い液晶にも利点があります。

これは以前、自分がコントローラIC付きの液晶で動画を再生した際の経験ですが
画面の動きが激しいとき、画面がフラッシュした時に画面上に斜めのラインが現れてしまいます。
イメージ 1

この写真だと3本の線が現れていますね。
これはLCDの内臓コントローラが画面をリフレッシュするタイミングと
マイコンからのGRAMへのデータ書き込みが非同期である事によって起こる現象です。
リフレッシュしている間に次の画像がGRAMに書き込まれると、
別のフレームの画像が同じ画面に現れてしまいます。

逆にコントローラICの無い液晶はこのような現象が発生しないため
動きの激しい動画の再生にも適しています。
自分は動きのある動画が好みなのでコレは大きなポイントですね。


○.ピン配置変えました。

SDIOのCMDピンがPDポートだという事が分かったので
16bitポートをPD→PEへ変更しました。
SDIOの他のピンはPCなのになぜ・・・・

それからTIM3のピンもSDカードソケットの実装に邪魔になったのでCHを変えました。
今のピン配置は以下の通りです。
イメージ 2

ピンの移動に伴いボード上の加速度センサも取り外しました。
イメージ 3
仕方・・・仕方なかったんや・・・

以上です。
次回は60fps動画をあげたいと思います。